トキナー 100-300ｍｍF4 AT-X （340AFII) - SADAの心躍るブログ～ジャンクコーナーで差を付けろ～

ご無沙汰しておりますSADAです。
暑くなったり寒くなったりすると家の作業スペースでパソコン叩くのが嫌になり、かといって気候が良いと睡魔には勝てないのですぐ寝てしまい全然捗りません(笑)
ツイッターでフォローしていただいてる方は、相変わらずジャンク買ってるのはご存じかと思いますが…

てなわけでフォロワーさんに、「早くブログ書けよ！チンチンAA略」と急かされたのでシグマのアートレンズ級に重い筆を取りました。

さて、今回のジャンクコーナーで差を付けろ！はこちら

ジャンクコーナーに聳え立つバベルの塔！
いや天を穿つカ・ディンギル！！

発売当初ニコン仕上げと称された黒い縮み塗装に金リング。
狙ってないと言われても絶対に言い訳のできないニコン仕様。

早速状態確認してみたんですが、見事にほぼ全群カビ(笑)
辛うじて絞りより後は無事っぽい？レベル...
不幸中の幸いなのは外観はほぼ傷なくピカピカで前後純正キャップにフードが揃ってることなんですが
いかんせんAマウント。

Aマウントはフィルムカメラのα-7かαSweetDigital通称α甘Dしかないので、とりあえずα甘Dでテスト。
(あ、ジャンクあがりのソニー α700もあったな…)

早速子供公園での遊びついでに持ち出したは良いもののデカイ！重い！黒い！
α甘DはAPS機なので、35mm換算で150-450mmF4！

凄い一気に超望遠ズーム！

描写の程は、一瞬カビの影響は無いか！？と思いきや、やはり全群カビなだけあって逆光では見事に湯けむり美人ソフトフォーカス。

これはこれで使い道あるのでは？と思わせる発酵具合。

順光だと逆に全群カビがあるとは思えない位しっかりした写りです。
コニカミノルタのCCDと相まってなんとも時代を感じさせる写り。

いろんな条件で撮ってみましたが、やはり素性は良いようです。

ほぼ開放で撮ってみたけど腐ってもサンヨンだから良くボケる。

現役の頃を知る人に言わせると「銘玉だよ」らしいですが、納得の写り。
バラせそうならバラしてカビ取りしてみようかな。
いや中途半端にカビ取ったらソフトフォーカスレンズとしても使えなくなるか？(笑)

ともかく、手軽に(重いけど)中口径望遠ズーム使ってみたい人にはジャンクにあれば拾うべし。
なおレンズの曇りには要注意、カビより厄介です。

落書きされたパンダの遊具がなんともいえないホラー(笑)