PENTAX Super Takumar 50mm F1.4
PENTAX Super Takumar 50mm F1.4
誰が言ったか、「8枚玉タクマー」。
玉なのに枚数とは…。
レンズはご存じメガネやルーペの様に平たい形をしており、それがレンズの中に何枚も組み合わさり、28mmや50mmといった焦点距離、F1.8、F1.4といった明るさを構成しているわけですが。
この50mmF1.4はそれ以降に生産された同じ50mmF1.4がレンズ7枚構成に対し、レンズ8枚構成であるので通称8枚玉タクマーと呼ばれているらしい。
ペンタックスがあえて8枚から7枚構成にしたのは一般で考えるとレンズの高性能化もしくは性能を保ったままのコストダウンが考えられます。
当時のレンズコーティング技術ですから空気に触れるレンズ面は、少なければ少ないほどフレアやゴーストの影響を受けにくくすっきりした写りになるはずです。
現にペンタックスは7枚に構成変更をするとともにトリウムレンズという恐らく当時では先端技術であろうレンズを取り入れています。
では現代のオールドレンズ好きはなぜ8枚玉タクマーに惹かれるのか。
それは、知りません。
多分あれです。
「何使ってるんですか?」と聞かれ
「ん?ただの8枚玉タクマーですよ?」
と言いたい!
ハチマイダマタクマー言いたいだけ!これ!
ドリ車乗りがホイールサイズ聞かれて、キュウテンゴジェー、ジュウジェー、ジュッテンゴジェー言いたいが為だけにフェンダーを爪折りして、オーバーサイズのリム幅にタイヤ引っ張って、キャンバーつけてそこまでしてジュッテンゴジェーと言いたい。
分かる。
分かりみがバリ溝スタッドレスぐらい深い。
かく言う自分もR32のリアには18インチ9.5J+20のGTRサイズのBBSをはかせている。
そうキュウテンゴジェーと言いたいがために。
さぁみんなも言おう、ハチマイダマタクマー!
ハチマイダマタクマー
前置きが長くなったので、そろそろ作例にいきますが、EOS用のマウントアダプターを人にあげてしまった為、Nikon Z30にアダプターで取り付け試写を行っています。
いいよZ30。
みんなも買おうミラーレス。
モノクロ
とりあえずいつものガラガラを挟みつつ、思い付きでモノクロも撮りました。
レンズ発売当時はモノクロフィルムも全盛期の頃だろうし、相性良くないはずがありません。
彼岸花
季節柄あちこちに彼岸花が咲いていますが、毒性あるって知りませんでしたね。
子供の頃読んだ図鑑だと、茎を交互に折って2又に分けて輪っかになるように結び、彼岸花のネックレスの作り方が載っていましたが、今紹介すると炎上しそうです(笑)
白い彼岸花って昔からありました?
ここ数年で見かける様になった気がするんですが。
ちなみにリコリス・リコイルはまだ観れてません。
まとめ
なに使ってるんですか?
普通の8枚玉タクマーですよ!
って言いたい人はぜひ買いましょう。ハチマイダマタクマー。