ASAHI SMC TAKUMAR 55mmF1.8
ASAHI SMC TAKUMAR 55mmF1.8
まいどSADAです。
今回は日本を代表するオールドレンズの一本と言っても過言ではないほど有名な
「タクマー55mmf1.8」。
旭光学工業(現PENTAX)のM42マウント標準単焦点レンズ。
同フィルム一眼レフ、ペンタックスの標準レンズとしてそれこそ星の数ほど売れたらしく、今でも中古市場に星の数ほど溢れてます。
ちなみにこれはピントリングがゴム巻きなのでいわゆる後期型らしい。
このM42マウントのレンズはフランジバックが46mmと長く、現行で買えるデジタル一眼レフやミラーレス一眼にマウントアダプターで手軽に取り付けられることから、オールドレンズの入門的存在としても人気があるようです。
これはジャンク箱で550円の値札が付けられてたカビ玉でした。
今までタクマーってほとんど使ったことが無くて、買ったは良いもののずっと転がしてたんですが、今回、後輩に譲る事になったので、カビ取りしたついでに試写してみました。
今回はカビ取りがメインではないので省略します。
ちなみに譲ると決まった時点ではまだカビ玉だったのは割と酷い話...(笑)
試写
M42マウントのアダプターがEOS用しか持っていないので、今回はEOS5D3で試写してみました。
娘チャンの自転車の練習に付き添いながらその辺をパシャパシャと…
そしてすぐに気が付く、このレンズとても良い!
EOSの色ってのもあるだろうけど、F1.8の開放からしっかり写るし、ちょっと絞ればもう60年も前のレンズとは思えない写り。
これは心が躍りますね!
駄菓子屋に
まぁね、自転車の練習もそこそこに駄菓子屋に滑り込むわけですよ。
サンガリアの缶ラムネ飲んでぷはーってこの笑み(笑)
鼻ツーン…
それも束の間、炭酸ジュースが故の洗礼…
産まれて初めての炭酸ゲップで鼻ツーンを食らって涙目な娘チャン(笑)
帰りの公園で
モノクロもいい!
そしていつもの
上から順に開放F1.8、F2.8、F4と言ったところです。
開放は玉ボケも盛大でフレアもでていかにもオールドレンズ感があっていいですね。
人気なのも納得。
まとめ
SMCタクマーめちゃくちゃ良い!!
開放から使えるし、ちょっと絞れば十分現代の撒き餌レンズと張り合えるぐらい写るし、変に収差押えようとして逆にパープルフリンジが出まくるレンズより、癖が無くて本当に扱いやすい。
他のも欲しくなってすでに探し始めています(笑)
中古相場もうまく買えば4~5千円?
ジャンクから掘り出せばワンコインで手に入るし、今回のカビ取りにはゴムのオープナーやゴム板ぐらいしか使ってないので、ちょっと手先が器用な人であればむしろ簡単な部類かと思います。
マウントアダプターも1~2千円で買えるので、一番気軽にオールドレンズにチャレンジできると思いますね。
ちなみにこのレンズは次の行先はすでに決まっていて、このブログ書いてる頃には発送済みなんですが、嫁ぎ先の後輩のNagi君の写真が楽しみな週末です。
駅のロータリー
格好良すぎるやろなRX-7 おしまい。