D610 絞り連動レバー修理
絞り連動レバーが曲がる…
これはメインで使ってるD610のマウント部分のアップ。
お分かり頂けるだろうか?
絞り連動レバーが曲がってる…
ある日写真撮ってると、絞ったときに限って露出オーバーになることに気が付いた。
最初はレンズの故障かなと思って色々見てたけど、ふと絞り連動レバーの角度がおかしい事に気付いた。
なんか身に覚えがあるなと思って思い返すと、ヨドバシの売り場でシグマのレンズを外そうとしたとき、ぐるっと180度回ってレンズが外れなくなったことがあった。
理由はレンズの回り止めのネジが欠落してたこと。
その時は深く考えなかったけど、どうやらその時にレバーを曲げてしまったようだ。
しばらく原因判明後も露出補正で対応してたけど、前回のエントリーで同様の故障のF4を修理できたのでD610も同様に直してみます。
ちなみに絞り連動レバーが曲がるとこうなります。
ボディ側は2.8まで絞り込んでるつもりでもレンズはF2ぐらいしか絞り込めてないので、その差分が露出オーバーになって現れます。
~マウント分解~
それではF4の分解手順に従い、サクサクとマウントをバラしていきます。
ねじは5本。
マウントバラさなくても直せそうですが、曲げ具合を見るならばらした方が良さそうです。
ただ、副作用として中の板バネの位置?締め具合が変わるのでマウントが少し固めになりました。
曲がったレバーをラジオペンチでおもむろに、グイっと。
F4よりはレバーの厚みが増えてるので固めでしたがそれでも曲がってしまうんですね。
プレビューボタン押してもこの通り。
F2.8でしっかり絞りこまれるようになりました。
また、後程試写してみたいと思います。